治療・闘病日記

抗がん剤の副作用と対策 吐き気編 

抗がん剤治療の副作用といえば、いちばんに何が浮かびますか。きっとたくさんの方が、一番に思い浮かぶであろう副作用 吐き気 について記載していきます。近年、制吐療法により、抗がん剤による吐き気の緩和が進んできています。抗がん剤投薬の最初に吐き気止めの投薬を行ったり、主治医の判断により追加で自宅で内服できる制吐剤を処方されることもあります。とはいっても、現在の副作用の中に悪心・嘔吐がなくなっているわけではありません。

今回は、1クール目の抗がん剤投薬(mFOLFOX + 分子標的薬療法)後の私の母の副作用の具合を記載します。参考になることが、少しでもあれば嬉しくしく思います。※母の病状や経過・治療についての詳細は、 PROFILE を参照してくださいね。

≪抗がん剤投薬中に吐き気はでるのか?≫

抗がん剤投薬は外来化学療法室で、午前10時頃から開始しました。14時半頃にフルオロウラシルの入ったシリンジポンプを繋ぎ変えた後、帰宅OKになりました。外来での投薬中に昼食時間をまたぎましたが、持参したお弁当は食べなかったそうです。吐き気はなく、自分でトイレまで歩行もしていたそうですが、嘔吐するかもしれない不安から食べられなかったと言っていました。

帰宅時は、吐き気は全くないものの、平衡感覚がおかしくなったようなふらつきがあり歩行できず、タクシーで帰宅しました。帰宅後は、空腹を訴えており、恐る恐るでしたが、いつも通りの量の食事を食べられました。一番強い副作用は、平衡感覚の異常と、倦怠感と訴えていました。吐き気は全くないわけではなく、船酔いのようなやんわりずっと続く気持ち悪さがありました。何もしない時間があると、余計に吐き気が気になると言っており、兄の誘いで家族で夜のお散歩に出掛けました。30分程度歩き、就寝しました。(『ふらつき』の記事にお散歩や筋トレを記載しています)

≪翌日の吐き気の具合は?≫

翌朝起きると、行動力旺盛な母は、思ったより元気いっぱいで、お部屋中の床にワイパーをかけていました。しかし、空腹になると急に吐き気が押し寄せてくるとのことで、吐き気はつわりのような感じでもあるそうです。すぐに朝食を用意し食べ始めましたが、少し食べるとやはり吐き気があり、数口しか食べられませんでした。その後も、好物や食べたくなったものを準備していましたが、5日目までは吐き気があり、食はあまり進まなかったです。

吐き気は投薬初日と翌日が一番苦しくて、徐々に軽くなり、吐き気を感じる間隔が開いていくようになりました。6日目くらいには、常時吐き気を感じることはなくなりました。空腹になったり、食べ過ぎたりすると、吐き気があるため注意し生活しています。

≪食べられたもの≫

吐き気があった時に重宝した食べ物・飲み物は、特にすっぱいもの、炭酸飲料でした。具体的には、レモン、フェットチーネグミ、キュウリのキュウちゃん(自家製)、ジンジャーエールなどでした。

タンパク質不足が気になるため、温泉卵、冷ややっこ、豆腐入りのお味噌汁、プロテイン飲料・ヨーグルトなど準備しましたが、吐き気が強い時は、どれも摂取できませんでした。がんと診断される1年前から現在までの体重減少が10㎏ほどあり、一番減少したときで43㎏台でした。そんな母の場合は、体重維持・増加が我が家の課題になっています。ですが、1クール目の抗がん剤投薬を通して、我が家では吐き気がある時は無理して食べず、水分補給と食べたいものだけでも食べることが大切だという話になりました。私たちは、子どものころから自宅にお菓子やジュースを常備する生活をしたことがなく、食べる時に一つだけ買って食べようというスタイルで育ちました。今回は、母の食べられるものを探すために、今までに置いたことがないくらいのお菓子やゼリー、ヨーグルト、インスタント麺、ジュースなどを常備しました。少しでも小腹が空いたら、何でも良いから口にすることを促しました。あとは、ストレスにならない程度に、体重測定を行い自分の状態を把握することをしています。

≪体重維持・増加は重要!≫

がんと診断された初期のころは、食事を気にしすぎていました。例えば、発癌作用が高いといわれるものは取らない方がいいのか、抗がん作用があると言われるものをたくさん取ればいいのか、訳がけがわからなくなり迷走しました。その結果、ただでさえ体重減少しているのに、食べられるものがなくなりそうになりました。確証があるものばかりではないですが、いろいろ文献や本を読んだり、ユーチューブに出てくる腫瘍内科医の見解を見たりしました。最終的には、がん予防とがん治療は全くの別ものではないかということに、我が家では行きつきました。まずは体重維持、可能なら増量できる時に増量、吐き気がある時に多少減少しても良いように、体重貯金しようと合言葉のように言うようになりました。食事については、また詳細を記載したいと思います。

吐き気のまとめですが、1クール目は、抗がん剤投薬後2-3週間目は、断続的な吐き気があっても長く続くことは幸いありませんでした。なので、2週目からは、好きなものをたくさん食べて生活していました。体重は結果増量中です。

≪まとめ≫

・母の場合は、抗がん剤投薬中に副作用を自覚することはなかったです

・母の副作用は、船酔いやつわりのような感じで、抗がん剤投薬日の夜から、吐き気を自覚し始めました

・食べやすいものは、すっぱいもの、炭酸です

・副作用が落ち着いたら、体重を増加させるため、ちょこちょこ食べられるものを食べると良いです

Cancer Samuraiのロゴ(母の手書き作品です)

抗がん剤の副作用というと、ひどい吐き気についての記事がとても多いかと思います。実際に母も吐き気があり、とてもつらそうにしていました。個人差はありますが、吐き気が収まると、『今のところは頑張れる程度』と話していました。投薬ごとに副作用が重くなることがないか、とても不安に感じていますが、治療結果が出ることを信じていきます。

読んで頂きありがとうございました。また次回も読んで頂ければと思います、ありがとうございました。

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