治療・闘病日記

抗がん剤の副作用と対策 ふらつき編

1stライン 抗がん剤の内容:mFOLFOX6+分子標的薬療法

現在、2クール目の投薬が終わって、1週間経過したところです。今回は、1クール目(初回)の抗がん剤投薬時と、その後の様子を記載します。

≪ふらつきの症状と対処法≫

母は、がん剤治療が始まる前から、よくテレビドラマで見るような吐き気が出るのではないかと、とても不安を持っていました。そのため、外来化学療法室での投薬中は、軽いお弁当を持っていきましたが、お茶とウィダーインゼリーを少量食べて過ごしたとのことです。投薬後は、兄と私が迎えに行きました。別の階から会計窓口へ自分で歩き移動しました。最初の異変を感じたのは、お会計のため椅子から立ち上がった時でした。端から見てわかるくらい、ふらつきがあり「平衡感覚がおかしくなった」といっていました。一人で立つこともままならなくなり、兄とともに両脇を支えながら、徒歩15分の距離を歩行することは困難と考えタクシーで帰りました。その際に吐き気や、めまいはなく、幸い自覚症状はふらつきのみでした。帰宅後は、空腹で食欲もあったため、恐る恐るでしたがいつも通りの量食べられました。ふらつきは、その後も消えなかったため、兄の提案でストレッチと軽い筋トレを始めました。はじめは、椅子に座った体制で脚上げ、もも上げ、腕の運動を行いました。その後は支の下、2人が向かい合って立ち、お互いが手のひらを合わせて母が兄を押す運動などを行いました。

その後は、ふらつきが軽減しゆっくり歩けるようになりました。それ以来、筋力低下予防や、体調が悪い時の気を紛らわせることを兼ね、朝晩に30分程度のお散歩に出かけることが家族の日課になりました。

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